懇親会情報更新しました(2018年5月1日)
慶應義塾大学タタミゼプロジェクト講演会
「日本語と世界平和」
<講演>
鈴木孝夫(慶應義塾大学名誉教授)
「なぜ日本語を世界に広める必要があるのか」
金谷武洋(言語学博士・元モントリオール大学東アジア研究所日本語科長)
「日本語を世界に発信する」
(司会・井上逸兵・慶應義塾大学文学部教授)
<鼎談>
「日本語の世界・日本語と世界」
鈴木孝夫
金谷武洋
井上逸兵(進行)
日時:2018年6月3日(日)
14:00-17:00
場所:慶應義塾大学三田キャンパス北館ホール
(https://www.keio.ac.jp/ja/maps/mita.html)
入場無料・事前申込不要
※どなたでもご参加いただけます。
【懇親会のご案内(要参加申込)】
終了後、両先生を囲んで懇親会を行います。当日は日曜日のため学内の施設が使えず近隣の飲食店を利用します。参加ご希望の方は下記アドレスまで_5月25日までにご連絡ください。(返信を懇親会場情報といっしょに井上からお送りしますのでご確認ください)。[会費一般¥4,000、学生¥2,000]
お問い合わせ先 : 20180603@fora.jp
主催 : 慶應義塾大学タタミゼ プロジェクト
共催 : 慶應言語教育研究フォーラム
協力 : TAO LAB http://taolab.com
混迷する世界情勢のいま、英語が支配するかに見える世界において、あらためて日本語を日本人以外にも伝える意味を考える時間となれば幸いです。それぞれの世界でご高名な両先生、ひょんなことから(はたからみるとある意味必然なんですが)接触され、金谷先生の一時ご帰国を機に今回の企画が実現しました(井上)。
【鈴木孝夫先生ご紹介】
御年90をすぎてなお活発に独自のタタミゼ論を展開する、言わずと知れた日本の言語社会学の代表的論客。いまもって講演会は爆笑と感嘆の渦です。ご自身は「死ぬのを忘れた老人」(笑)とおっしゃっておりますが、ぜひこの機会に。必聴ものです。
主要著書
『ことばと文化』(岩波新書)
『閉された言語・日本語の世界』(新潮選書)※ドイツ語版も翻訳刊行
『日本語と外国語』(岩波新書)
『日本語は国際語になりうるか
対外言語戦略論』(講談社学術文庫)
『新・武器としてのことば 日本の「言語戦略」を考える』(アートデイズ)
『日本語教のすすめ』(新潮新書)
『日本の感性が世界を変える 言語生態学的文明論』(新潮新書)
【金谷武洋先生ご紹介】
カナダ・ケベック市のラヴァル大学へのご留学、アルジェリアで通訳としてガルガルダム建設工事プロジェクトでのご勤務、ドイツ・マールブルグ大学でのご留学、再びカナダに戻りRCI(カナダ放送協会国際局)でのご勤務などを経て、1987年よりモントリオール大学東アジア研究所で日本語をご教授。1989年より同研究所日本語科科長。現在、「リタイヤ生活を満喫しつつ」(ご自身談)文法研究・講演・執筆活動を展開されています。日本語を日本の外から見続け、発言し続けてきた貴重な論客です。
主要著書
『日本語は敬語があって主語がない--「地上の視点」の日本文化論』(光文社新書)
『日本語に主語はいらない』(講談社選書メチエ)
『日本語文法の謎を解く―「ある」日本語と「する」英語
』(ちくま新書)
『日本語は亡びない』 (ちくま新書)
『英語にも主語はなかった--日本語文法から言語千年史へ』(講談社)
『日本語が世界を平和にするこれだけの理由』(飛鳥新社)
(文責・井上逸兵)